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Hey My Honey 裏話(ネタバレ注意)





舞台について

レッドたちのことを「アメル人」と呼ばれるシーンがありますが、これはあの米の国から来てます。
背景の随所にグラフィティ(落書き)があったり、レッドの回復アイテムがハンバーガーだったりするのも、米の国のイメージです(前者は西の国々にも多いですが)。
そしてギャングがいるイメージがあるのも……米の国。
という感じで、様々な部分が米の国風になっています。
あと、ステージ名や敵の名前全てに日本語名と英語名が両方ついています。一部同じ名前のものもありますが、違うものがほとんどです。
ちなみに、ハンバーガー屋の店主も出稼ぎのアメル人です。

レッドとロザリーについて

レッドとロザリーの名前の由来については「赤い」「バラ」から来ています。これは赤いバラには「愛情」「情熱」「I love you」という意味の花言葉があるからで、たびたび口喧嘩しながらも互いを必要とし合っている様は、オレの中の円満カップル像だったりしているからです。
エンディングのクレジットが流れる背景では中央に11本の赤色のバラが映っていますが、これは「最愛」を意味する花言葉…という、そんなクサい演出が実はあったりします。

ちなみにセリフの中で「ビオレートとアサフラン」という別のカップルの名前が出てきますが、この二人はスペイン語の「紫」「クロッカス」から来ていて、「愛の後悔」という物騒な花言葉を意味しています。
作中には詳細は出てきませんが、レッドとロザリーと違って終始ラブラブなカップルな設定があります。 ラブラブなのになんでその花言葉なの?って思いますか?
オレはそういうカップル、意外と長続きしない印象があるんで…。

マッドギャングについて

人間ぽいけどいろいろ違う、ちょっと不気味なヤツらです。肌が灰色だったり、目が外斜視なのは薬物依存者の特徴を誇張したものです(ただ実際のギャングは自ら使用することは基本ないでしょうが)。
あとこれは気づいた人がいなさそうですが、耳も一回り小さいです。これは「人の言うことに耳を傾けない傍若無人さ」を表しています。
作中ではロザリーをさらって、最終的にどこかへ連れて行こうとします。これはもちろんみんなで●▽※%(自主規制)するためです。
オープニングでラギーが「ドープアイランドにこれば頭の霧は晴れるさ。過去みんなそうだったからな」と言ったり、エンディングで地下牢に閉じ込められていた女の子が「もともとは他にもいたけど、今はいないよ」と言ってるのも、ラギーの一味がアメル人の女を拉致して●▽※%する行為の常習性を匂わせたものになっています。
このゲームは年齢制限はしないつもりなので表向きは伏せていますが、このようにわりと生々しい裏設定があったりします。

ヤーブラキ(Яблоки)について

まずヤーブラキって何?って話ですよね。Яблокиはロシア語でリンゴですが、目玉を意味する言葉でもあります。「オレたちはいつもお前らを見てるぞ」という威圧ではないでしょうか?(疑問形なのは、なぜこの言葉を採用したか忘れたから)
ロシア語の単語の理由は、米の国に来るスパイとくれば……というイメージからですね。

ちなみに6-3のヤーブラキが見つからない方、ご安心ください。もう見てます。誰かに「←?」って描かれるぐらい崩して描きすぎてて読めないだけです。